今日はカメラを片手に公園を散歩しました

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今日は前々から行きたかったコスモスを見に公園に行きました。
ちょっとだけ肌寒さを感じる秋風の中、お気に入りの薄手のカーディガンを羽織って気分はルンルンでした。青い空に少しの雲が浮いていて風は冷たいのに陽は温かくて秋を感じる気候でした。 

公園には少しのカップルと家族と、一眼レフのカメラを構える方が何人かいらっしゃるくらいで、コスモスの香りに包まれながら悠々と道を歩いていきます。
ふと立ち止まっては遠景に写すコスモスはまるでピンクの絨毯のようで。一輪のコスモスを写せばレンズの中にまで優しい香りが届くようでした。

一通り回って近くの草原でコンビニで買ったサンドイッチを食べます。
外で食べるのってどうしてああも美味しいのでしょうか。
これで隣に恋人の温もりでもあったならどれほど幸せだっただろうか。なんて考え出したら寂しくなってしまうので、恋色のコスモスを眺めて慰めてもらいながらサンドイッチを美味しく頂きました。

午後はとても暖かくなったので羽織っていた薄手のカーディガンは腕にかけ、もう一度コスモスを見て帰ることにしました。
朝と夕方、そして夜。時間の経過で表情が変わるのは分かっていたことだけれども、昼食を食べていた30分ほどの時間の移り変わりでもコスモスの表情が違うことに驚きシャッターを切りました。
とはいってもどう違うのだと聞かれると困ってしまうのですが、なんとなく「暑いなあ」とか「良い天気になったね」とかそんなことを言っているんじゃないかと思う瑞々しい花弁をしていたような気がします。
今にして思えばそこにいた私の気持ちを代弁してくれているように感じただけかもしれませんが。

次は紅葉を見に来ようと思いながら、ピンクの絨毯との別れを惜しみながら公園を後にしました。