思い出のマーニー感想

テレビでやっていたジブリ作品、「思い出のマーニー」を録画していたので、今日時間がある時に見ました。ジブリは親がファンだということもあり、子どものことからよく見ていたのであの絵はなんだか親しみがあります。
ここからはネタバレになりますが、あの主人公の女の子は妄想と現実の区別がつかない痛い子だと思いました。
二回も道端で倒れこんで通りがかった人に助けてもらっているし、大丈夫かなという印象です。
マーニーも、自分が作り上げた空想の女の子だと言いきった時には、自覚があるんだと思いました。
でも、最後でマーニーが彼女の祖母だったとわかってからは、やはり幽霊的なもので操られていたのかなとか、誘い込まれたのかなと思うようにもなりました。
物静かな女の子は私の知っている子にどことなく似ていて、なんだか勝手にその子と重ねて見てしまっていました。そんなにスリルがありあまるような話ではないのに、それを大きく描くのが静かで感動する話の持って生き方ですね。
アクション映画よりも、日本人の心に響くのはこういう形なのかと思いました。
声優さんじゃなくて女優さんが声を当てていましたが、違和感は感じられずに見れました。
たまにジブリはおじいさんやおばあさんが若い人の声を演じるのであれは違和感がありますが。

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