さすがに心外

この前、フランスのパリで非常に大規模な同時多発テロが発生し大きな犠牲者が出てしまったと言う事がありました。
このニュースに関しては、言いたい事が一杯あります。
かつてあった9.11ほどではないにしろ国際的に衝撃の大きい事件だと言うのに日本のマスコミの扱いが驚くほど小さい事。
その理由として察せられるのが、ISISが難民に紛れ込ませて世界各国にテロリストを送り出しているのが、なぜか移民受け入れを推進したがっている国内勢力に加担しているマスコミにとって都合が悪いからではないかと言う事。
それらも重大な話題ですが、しかし今回ここで言いたい事はそれではありません。
日本人としては非常に心外なことに、このテロについて報じている欧米のメディアが自爆を指して「kamikaze」と表現している事です。
kamikazeとは、言うまでもなく先の大戦末期に日本軍が行った航空機による特攻である「神風」から来た言葉です。
この神風が、命を捨てた自爆攻撃全般を指す言葉「kamikaze」としてあちらで定着したらしい、と言う事なのですが・・・。
しかし国や故郷、家族を思っての決死の行為と一般市民を狙った卑劣な殺戮行為を一緒にされては不愉快というものです。
あの言葉を使っている人はそんなつもりはない、と言うのかも知れませんけどね。

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